コラム

幸せの定義を聞かれたら、なんて答える? その2

23~25歳の頃の私は、お金があれば、幸せになれると思っていた。
その当時の精神状態はどんな感じかというと、「年収」という、ポケモンで言うとカビ●ンのような、とてつもなく図体のでかい生命体が、自分の価値観というソファのど真ん中に居座っているイメージ。
「恋愛」とか「健康」という他の生命体がそのソファに座ろうとしても、席を譲ろうとすらしない。ずっと「年収」が心を支配していた。

多分、これは大学生のころ、「IT企業の社長や実業家が、全然イケメンでなくても、こんな美人な女優と付き合えるのは、お金もっているからなのだろうな~」と思えるようなカップルがニュースでよく取り上げられていた時代だったからかもしれない。

もしくは、麻布十番で合コンをした8万3700円の会計を、誰が全部払うかをじゃんけんで決めるような外資金融業界で勤めている先輩たちが、大学生の私には眩しく映ったからだろうか。いずれにせよ、お金があれば、なりたい自分になれる気がしていた。

ただ残念なことに、収入を求めて稼げるはずの金融業界に入ったものの、自分の得意分野を活かせないことを実感した。むしろ、会社と家との往復ばかりの毎日の中で「私は一体、何のために生きているのか。今、幸せなのか」と熟考した時期があった… (つづく)

投稿者プロフィール

DJ dates (DJデーツ)
DJ dates (DJデーツ)
コラムニスト。 兄が俳優であり、幼い頃から比較されることで17年間 葛藤。 その背景から、他者の気持ちや心理を洞察する習慣がつき、執筆を開始。 18歳でコーチングのプロ資格(現:コーチAが発行)を取得し、現在は 「コンプレックスをモチベーションに変換する方法」,「アスリート・マインドセット」など、 顧客の美意識・価値観・幸せにおける視点を促すような、オリジナルのコーチングサービスを提供。 学習院大学 文学部心理学科卒。 好きな街:ニューヨーク、フィレンツェ 好きな食べ物:さんご焼き 座右の銘:大好きなことは時計で測れる

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