釣り

リザーバーでの陸っぱりに挑戦! 情報収集の考え方とは?

バスフィッシングを楽しむ上で、ダムの上流にあるダム湖の存在は避けて通れません。
一般的な河川や野池と比較するとその立地条件等が影響して、まとまった休暇や時間がないとアシを向けにくい反面、その水質や周辺環境、サカナのストック量等においては非常に魅力的なフィールド。
さらに、高知県にも小規模なものから超有名なものまで、意外と多くのダムがあり、相当量の水を湛えるダム湖が周辺のバスアングラーを魅了し続けています。
ボートで水面に浮くスタイルの釣りでは、その傾向はさらに顕著になります。リザーバーと呼ばれる貯水湖にはほとんどの場合ボートスロープが設置されていて、巨大なバスボート等を水面にローンチすることができるようになってい るので、ボートを所有されているアングラーの皆さんは休暇の度にそのボートスロープを目指すんですよね。

そのリザーバーで特徴的なのは水量の増減です。下流の水害を防止するためにダムにたっぷり水を貯め込む場合もあれば、下流の河川の漁やレジャーのために放流したり、あるいは水力発電のために放流することもあったり、リザーバーの水量は一定ではないのです。河川や野池でも水の増減はありますが、その水位の変化はケタ違いであると言えます。こうして下流部の都市は水害から守られ、ライフラインにエネルギーを供給されているのだと感じられますね。

さて、ダムの効能やボートでのエントリーの話はまたの機会にして、陸から釣る一般的でとっつきやすい釣りの話に戻しまし ょう。
先ほどから水位変化についてお話していますが、実はこの水位変化が陸っぱりアングラーにとってはちょっと難儀な現象なのです。単純に言うと、増水時には足場が水中に没してしまうのです。水位の変化を写真で確認してみましょう。


写真にはアングラーが写っていますが、平常の水位であればその立ち位置は水中であることがおわかりいただけると思います。リザーバーで陸っぱりの釣りをするためには、まずは足場の確保。減水時にそこで釣りができたとしても増水時に同様かというとなかなかそうはいかないということなんです。

そこで参考情報ですが、高知県の水防情報サイトでダムの水位を確認することができます。


「高知県水防情報システム」のタイトルの下に「ダム」とあります。
ダムのページに表示された地図上のダムの位置にアイコンを合わせば現在の情報が、さらにクリックすれば別ウィンドウでダム横断図が表示され、過去3年間程度の時間別水位データを確認することができます。
このサイトで県内全てのダムをカバーできる訳ではありませんが、ここに示されているダムのリザーバーは概ねバスの魚影が確認されている箇所ばかり。
地図を頼りにダム湖を訪れ、足場等の情報をリサーチしてみてください。それぞれのダム湖のルールやマナーに従って釣りをしていただければ幸いです。
使い方としては、自分が釣っていた時間の水位や水量を確認して、それを基準にして「今日は水が多いから足場が少ないかな」とか「今日は減水してるからサカナは深場に落ちているかな」とか。
さて、水位の増減に左右されがちなリザーバーの釣りですが、悪いことばかりではありません。
一喜一憂せず、ここでもやはりアングラーらしく情報収集に努めてみてはどうでしょうか? 。

この写真を見てください。筆者がよく訪れるリザーバーのある日の風景です。
写真の矢印の付いた2箇所(A、B)の岩に、特に注目してください。

この写真は、同じフィールドに別の日に訪れた時の風景です。
当然同じ場所の写真ですから、同じ岩(A、B)があるはずですので示してみました。
前述の通り、注目すべきは水の量です。手前の写真のときは増水していることがおわかりいただけると思います。減水すると、水中にある地形がこんなにわかるんですよね。
ブラックバスという魚は非常に用心深く、水鳥やその他の天敵から身を守るための習性で、固いものの物陰や入り組んだ地形に潜む傾向があり、釣り人にとってはそこが好ポイントとなる訳です。


こんな場所を好んで潜んでいそうな気がしますが、普段はもちろん水に沈んでいるからわからない。
しかし、減水し水位が下がると地形が丸見えになります。水中に はこういったサカナが好んで居付きそうなポイントが点在している訳です。
減水時に水辺に行くことで有益な情報が視覚的に入手できます。ヒトの記憶というのはあまりアテにならないものですから、お手持ちのスマートフォンを利用して記録しておくと良いでしょう。
そして増水時、足場がないことを嘆くだけではなく、有効なポイントを知っているだけで不自由ながらもその日の釣りを組み立てることができるかも知れません。そんな制限された釣りの中でゲットした1匹は最高の達成感と思い出をもたらしてくれるものです。

ただバスのいるフィールドにロッドを持って出かけるのではなく、普段からこのように情報収集を行うことが、あなたをよりすばらしいフィッシングライフに近 づけることにつながります。
筆者は車で移動中、たとえロッドやタックルを持っていなくても通り道にフィールドが重なれば、極力立ち寄って様子をうかがいスマートフォンで写真を撮って記録するよう努めています。仲間たちは口を揃えて「病気だ」と褒めてくれます(笑) 。

投稿者プロフィール

7th-lab
7th-lab
ルアーメーカー「issei」のコンテンツ用楽曲など多くの楽曲制作を手がけるかたわら、バス釣りにいそしむマルチプレーヤー。 オフィシャルブログはこちら

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