アウトドア釣り

新しいロッドはどう選ぶ?ロッドのスペックはこう読む

新しい年を迎え、暮らしの様々なところで気分を一新されていることと思います。
相変わらず空気は冷たく、決してバス釣りに適した気候とは言えませんが、それでも本年初釣りをされた方も多いのではないでしょうか。
そして、この時期になると色々な釣りグッズの新製品の情報が聴こえて来る時期。中級者以上になると、気になる情報のチェックを怠らない皆さんもいらっしゃるはずですし、非常に楽しみな時期でもあります。
昨年のボーナスをタックルの追加に充てる計画をされているアングラーの皆さん、そしてお年玉を貯めて新しいタックルを入手してステップアップを図ろうとする若い皆さんもいらっしゃると思います。
そこで今回は、ロッドの新規購入の際の選択等に役立つ情報について、筆者の考えを交えて述べてみたいと思います。

ロッドの品番やカタログスペックは、ユーザーにわかりやすいように表記されており、ある程度釣りの方法やスタイルを想定することができるようになっています。
特にしっかり確認しなければならないのは、使用できるリグの重量の表記、パワー表記、そしてテーパー表記の3種類です。
現在お手持ちのロッドにもしっかり記述があるはずですので、改めて確認してほしいところです。

① 使用できるリグの重量の表記

記述の方法にはポンド(lb)表示とグラム(g)表示の2種類があります。
ルアーやシンカーの重量にもポンド表示が用いられることが多く、計算方法はご存知の方も多いことと思いますが、1ポンドは概ね28gで計算しますので、「1/16lb〜1/4lb」という表記の場合は1.75gから7gまでの重さのリグを適正に扱うことができるロッドということになります。
ウェイトが表記の範囲からあまりにもかけ離れていると、釣り自体が行いにくいだけでなくロッドの破損等を心配しなくてはなりませんが、少しくらい軽いor重いくらいであれば、ある程度扱えるであろう製品が多いように筆者は感じています。
とりわけ、スピニングロッドの場合は表記の下限ウェイトよりも軽く小さいルアーも扱えると思われますし、逆にベイトロッドであれば、上限ウェイトより少し重いと感じるルアーも快適に扱える場合があります。
ロッドの設計の過程では記述の重量での使用を想定していますので、極端な使用方法は避けるべきですが、神経質になる必要はなく、難しく考えることはないように思います。

② パワー表記

パワーもしくはアクションと言われる、ロッドの強さの情報です。柔らかくよく曲がるものから、硬く非常に強いものまで準備されています。
厳密に言うとアクションというパラメーターは若干異なる情報を提供してくれる場合もありますが、ここでは両者をまとめてお伝えすることにします。
バスロッドで標準的な表記をご紹介すると、UL(ウルトラライト)L(ライト)ML(ミディアムライト)M(ミディアム)MH(ミディアムハード)H(ハード)の6種類です。
やや極端なもので、XUL(エクストラウルトラライト)等と呼ばれる、ULよりも柔らかいものや、XH(エクストラハード)等のHよりもパワーがあり強く硬いものもあります。
Lパワーのロッドを例にとると、ダイワのロッドのLパワーの場合、5gをリグ重量の上限としており、他のメーカーのロッドは7gが上限の基準となっている場合が多いようです。
「今年の春は釣りを始めてみようかな」と思っている方に特にオススメしたいのが、このLパワーのスピニングロッド。とりあえずサカナに触りたい、釣りの醍醐味を味わいたい方は、ぜひLパワーのスピニングタックルを入手されてください。

③ テーパー表記

テーパーというのは「角度」という意味合いで用いることが多い単語ですが、ここではロッドの曲がりを表します。
ロッドを部分に分けると、先端部をティップ、中間部をベリー、手元に近い部分をバットと呼びますが、その各部分のどこからロッドが曲がるか、を示しているのがこのテーパーと言われる情報です。
F(ファスト)MF(ミディアムファスト)M(ミディアム)MS(ミディアムスロー)S(スロー)の5種類が現在の基準になっており、Fは先端だけが曲がるアクションで、Sは手元まで曲がるアクションです。
Fテーパーのロッドは、小さく軽量なルアーを水中で動かす際にアクションがつけやすくなっていて、より細かい操作が可能です。
対してSテーパーに近づくと、ある程度の速度でリーリングして用いるルアーで釣りをする際に、バスのバイトをロッドが吸収してくれるので、フッキングの際にサカナが違和感を感じて口からルアーを離すことが防げます。
現在はロッドの材質にも様々なものが用いられており、テーパーもより複雑で詳細なものが増えてきていますし、大きなサカナを柔らかいロッドで釣り上げるダイナミックな釣り味を好むアングラーもいらっしゃるので、一概に「これを用いなければならない」と定めるべきではありませんが、目指す釣りのスタイルに合わせて目安になることでしょう。

ロッドも各メーカーから多くの製品が販売されていますね。
デザイン性も非常に優れており、所有欲を満たしてくれるものも多くあります。また、安価なものでも性能は甘く見るべきではなく、コストパフォーマンスに優れたものがたくさんあります。
他にもロッドの材質や製法、使用ラインや全体の重量などの多くの情報がありますので、カタログスペックを参考にされたり、実際に釣具屋さんにアシを運んでお手にとってみると良いでしょう。

写真の2本はライトソルト用のタックルですが、筆者はバス釣りに用いています。実に使いやすいです。
バスロッドに限らず、他の釣りに用いるロッドもこのような基準でスペックを表記してあるものがほとんど。特にらライトソルトゲーム用のロッドは規格がバスロッドに近いので、そういった製品も視野に入れて、自分の釣りにしっかりあてはまる道具を探してみてください。愛着が湧いた「愛器」との釣りの楽しさは格別なはずですよ。

投稿者プロフィール

7th-lab
7th-lab
ルアーメーカー「issei」のコンテンツ用楽曲など多くの楽曲制作を手がけるかたわら、バス釣りにいそしむマルチプレーヤー。 オフィシャルブログはこちら

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