アウトドア釣り

初心者や女性にも気軽にスピニングタックルのキャストをレクチャー

梅雨明けの声も聴かれ、釣りのみならず水辺でのレジャーに最適な時期が本格化しますね。

高知県は海にも山にも川にも恵まれ、夏の自然を満喫するには最高の環境と言えます。
もちろん筆者も、例に漏れず時間と環境の許す限り水辺へ向かおうと思います。特に標高の高い山間部に位置するダム湖は最高の避暑地ですからね。
あるいは「涼しいよ、山の方へ釣りでもしに行こうよ」なんて誘い文句で、奥さんや彼女を誘ってみるのも良いかも、なんて思っていますよ。

そんな訳で、釣りの経験の少ない女性を釣りに誘うなんてナンパなことを、今回は真面目に語ってみましょう。
なにせロッドを持たせて水面にルアーをキャストしてもらうために、誘った側はどんな風に教えてあげればいいのでしょうか。
今回は、何よりも先に立つ「ルアーを水へ投げる」という動作にフォーカスしてお話ししてみます。

①キャストして見せてあげる

適当な垂らしをとって、ベイルを起こして人差し指でラインをつまんで、後ろに振りかぶって前へキャスト。
釣りの経験者であればこれは初歩の初歩。ルアーは飛んでいきます。これを何度か見せてあげてください。めっちゃ大事です(笑) 。
その時に、そのキャストで釣ろうとせずにすぐルアーを回収、繰り返し見せてあげるといいでしょう。伴って、水面が騒がしくなるので、グッドポイントから離れた広い場所で、何度かキャストを見せてあげることが望ましいですね。

②垂らしの調整

例えばロッドの先端から20cm程度の垂らしを作ることにしても、釣りに精通したヒトならラインを引っ張ればドラグが出てラインが出ることも知っていますし、ベイルを起こせばラインが落ちることも知っています。
でも、おそらく最初にスピニングタックルを扱った時は、皆さんベイルを起こしてラインを落とすときに地面近くまでラインを落としてしまって、巻き上げて調整するという手間を何度も行ったはずです。
それを、ラインを引っ張ればドラグがうまくラインを出してくれると教えてあげれば、手返しが良くなってテンポに乗れるはずです。
初めてスピニングタックルを触るヒトですから、ちょっとした構造のレクチャーや、コツのようなものもあればなお良し、です。

③後ろへの振りかぶりは小さめ

ロッドの反発力を用いてキャストするので、ロッドの前後のストロークは比較的短いものです。
せいぜい2時から10時くらいのストローク。後ろに振りかぶりすぎても、前に振り抜きすぎても、初心者は上手くルアーを飛ばせません。
ましてや力んでしまうと本当に上手くいかないですから、周囲の確認をキチンと行って小さな動作で細かくルアーを飛ばすことを強調してあげると、後々ピンポイントキャストを練習するときにも、狭い場所でキャストするときにも何かしら役に立つでしょう。

④人差し指でつまむ

ベイルを起こしたらラインが下に落ちてしまいますので、キャストの直前では人差し指でラインをつまんで保持しています。
これを離すタイミングとロッドのストロークがシンクロすれば、実は難なくルアーが飛んでいくのです。
逆に、ロッドのストロークの力みや無駄な振りかぶりと人差し指のタイミングが合っていないというのが、上手くいかない原因のほとんど。高く上がり過ぎたり、ルアーが手前に落ちたり飛距離が伸びないのはそこを注意してあげてください。

⑤動作を小さくコンパクトに

バスフィッシングは、キス釣りのような驚くような飛距離を必要とする釣りではありません。
前述の力みの件も、ロッドのストロークや人差し指のタイミングの件も、動作を小さくすることやゆっくり確認しながらすることで慣れさせてあげましょう。
やはり最初のうちは、剣道の面打ちのイメージで体に対してまっすぐロッドを振る方が良いですね。
ここでも周囲に障害物がないか、特にヒトがいないかを確認することを伝えてください。
と、いくつか初心者の方に初めてのキャストを経験していただく前提でのポイントを列挙してみました。
とりあえずオープンウォーターで何度かキャストを経験し、ルアーが前へ飛ぶ事実を体感してもらうことを重要視してください。自分で方法を見つけることは誰にとっても興味深いことですし、自分がキャストしてサカナが喰ったときの喜びは全く別次元です。
そして、上記の方法は女性や初心者のみならず、小さい子供が初めてスピニングタックルを用いる時の注意点としても役立つと思います。
とにかくルアーを水中にプレゼンテーションしさえすれば、多少なりとも釣れる可能性が生じますので、キャスト後のことは後で教えてあげれば良いと筆者は思っています。

上記の動画は、最近バス釣りを始めた初心者の女性のキャスト映像です。
垂らしの長さも適正ですし、ロッドストロークもコンパクトで良い。このくらいのキャストは上記の要領で教えてあげれば比較的簡単に覚えてもらえますし、彼女もルアーが飛ぶとやはり楽しいそうで。教えがいがあるというものです(笑) 。
誰しも、サカナが居そうな場所に投げたいという欲求が湧いてくれば、やはり自分で上手くキャストする方法を探り始めます。そうなれば上達はすごく早いと思われます。

女性でも、子供でも、そして初心者でも、こんなビッグフィッシュとの出会いの可能性はあるのです。
上手にレクチャーして、そんな出会いに導いてあげてほしいと切に願います。

さぁ、釣りをきっかけに、大切な仲間たちと自然へ向かいましょう。
早朝や夕方は、本当に天然のエアコン。心地よい空気の中で癒されながら、みんなで釣りの楽しさと自然の恵みをシェアしてみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

7th-lab
7th-lab
ルアーメーカー「issei」のコンテンツ用楽曲など多くの楽曲制作を手がけるかたわら、バス釣りにいそしむマルチプレーヤー。 オフィシャルブログはこちら

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